for elise

朝歩いてたら鳥が向こう向いて死んでいた。

人形かと思って近づいたら本物の鳥だった。

小さい時鳩の死骸を見つけて、どうしたらいいのかわからず死骸を持って先生に言ったら、汚いと一蹴されたことを思い出した。

道の端っこで死んでいたので、運んで埋めたりする必要は無さそうだった。

というかそう思う事にした。
私大人になって、先生に指示を仰がなきゃって思わなくなってとても安心している。

だから鳥が向こう向いて死んでたことに美しさすら覚えたよ。