会社にしがみつく
昨日、仕事中に胃の不快感と目眩が起きた。座ってじっとしているのに、目眩とは。
そのまままた暫くじっとしていると収まってきた。
そろそろガタが来たか、と思った。
そして帰り道、21時頃に登録外の携帯から着信があった。
出てみると父親だった。そういえば携帯を買ってあげたっけ。その番号を控え忘れたものだから登録もしていなかった。
「こんな遅くまで仕事か」と聞かれたので、いつもよりは早く帰ってるよ、と言ったのだが、「彼氏と別れたんだろう、仕事も辞めたかったら辞めてもいい、そんな大変な仕事にしがみついてて意味あるのか?」と言われた。
元彼氏と別れたことは言ってなかったが、私の声のトーンでわかったらしい。
元彼とは別れたが、新しく付き合い始めた人がいることを伝えたら、「あなたが彼をいい人だと思うんならお父さんもそれでいいと思う」と言われた。
そのうち連れてくよ、と言って電話を切った。
もう26になるのか。
雉よ、お前も鳴かずば撃たれまい
ここ数日、仕事中熱が出る。
色々調べていてわかったのだが、大人は知恵熱を出さないらしい。
本当なのだろうか。
さらに調べると、どうやら心因性発熱というものがあるようだ。
慢性的な微熱。
そして心療内科をググっていたら、日本医師会の心に残る医療体験記のサイトを見つけて、読み入ってしまった。
以下URL
http://www.med.or.jp/people/kokoro/
そこからどう派生したかわからないが、日本昔ばなしを見て、「雉も鳴かずば撃たれまい」で心を痛めた。
以下あらすじ
貧しい父子がいて、父が病弱の娘にご馳走の「あずきまんま」を食べさせようとたった一度地主の米と小豆を盗んだ。
盗んだ米と小豆であずきまんまを拵え、食べさせたら娘の病気もみるみる良くなった。
元気になった娘は外で手毬をついていたのだが、「おっとう(お父さん) があずきまんまをこしらえてくれた」と歌ったものだから、小豆と米を盗んだことがバレてしまった。
その村は毎年梅雨に川の氾濫で人が大勢死んでおり、人柱を立てることになったのだが、罪人を人柱に据えようということになり、米と小豆を盗んだ父が生きたまま人柱として土に埋められた。
三日三晩「おっとう、おっとう」と泣き通していた娘は急に押し黙って、そのまま何年も口をきかず、更に数年後にはその姿を見る者はいなくなった。
数年後、山で狩人が猟銃を構えていた。
雉が鳴いたので猟銃を咄嗟に向け、撃ち落とすことに成功した。
撃ち落とした先には、弾が命中し死んだ雉と
数年前に姿をくらました娘がいた。
そして娘は雉を抱き、「雉よ、お前も鳴かずば撃たれまい」と言葉を発した。
「お、お前、口がきけるようになったんか」と狩人が問うと、娘は答えることなくくるりと背を向け、鬱蒼と茂った森の中に消えていった。
あの時、私が手毬唄なぞ歌わなければ(鳴かなければ)父は人柱にされず(撃たれず)に済んだと娘は思い、口をきかなくなったのだと村人は思い、人柱を立てることをやめた。
なんだろ、泣くとかじゃなくてただただ悲しい話だと思った。
オルフェンズ
泣き喚けない叫べない転げ回れない
なんということなのか、なんだかとてもつらいのだが泣けるわけでもない
今日は昼間とてつもない吐き気を催し37.5の微熱が出た。
でも帰れない。何もかもが私を帰してくれない。
期限が、上司が、環境が。
誰が悪いとかじゃない、ただ自分の要領が悪いのかもわからない。
取り巻く人たちの顔色ばっかり伺ってるから私の顔色がよくわからなくなった。さっき鏡を見たら真っ白になってた。
でも37.5って微妙だと思う。もっと出ればね、帰れるんだけどね、でも次出勤したときのことを考えたら寝てられないよね。
誰も頼れないもん。
わかった、なんで泣けないのかわかった。
つらいことばっかり考えるから泣けないんだ。だってつらいこと考えてると、泣いてもどうにもならない、どうにかしなきゃって考えが働いて泣けない。
逆に楽しいこと、嬉しかったこと、幸せだなぁと思えたことを思いかえそうとすると、ものすごく泣ける。
なんでこんなんなっちゃったの、なんでこんなずっとお腹が痛いの、いま胃腸炎になっても代わりなんてどこにもいないんだよ、私がやるしかないんだよ、支えてくしかないんだよ。
這ってでも会社に行くしかないんだよ…。
親の胸に泣きついたって多分この気持ちって晴れない。親は何も解決してくれない。
誰かに救ってほしい気持ちがないわけじゃないけど、期待できない。
となると、やっぱ自分でなんとかしないと。
恋人が病んでる時、なんとか支えようとしてる自分と、自分のこともなんとかできないくせに何言ってんだお前は、自惚れるなって自分に言いたくなる。
でも本当に思ってるんだもの、支えたいって思ってるんだもの、一緒にいたいって思ってるのは本当なのに。
人間としての尊厳とはいったい
人道援助(じんどうえんじょ)、あるいは人道支援(じんどうしえん)は人道上の目的で行われる手段または援助であり、一般には人道問題に対して行われる。人道援助の主な対象は、生命を維持し、苦しみを和らげ、個人の尊厳を守ることにある。従って開発援助とは区別されるかもしれないし、そのことは危機や緊急事態に導かれかねない社会経済的要因を和らげることが求められている
何年も前に、自爆テロを起こす組織の一員(青年)が、直前になって泣くのを、仲間が慰め励まし、最終的に意を決して青年が乗ったとみられる戦車が遠くで爆発する動画を見て心がからっぽになった。
むなしい。
先日北海道展でつぶ貝の燻製なるものが売ってたので買っておいたのだが、本日食べてみたらおいしくなかった。
あと60粒はあるぞ多分。こんなに食べられない。
だしでも取るしかないのか。
二粒しか食べてないのにそっとテーブルの上に置いた時のこのむなしさはあの動画を見たときの数十分の一だが、それでもむなしさはむなしさである。
あなたのいない人生はあたしの人生じゃないって椎名林檎はなんて女性らしいことを言うんだろう。って思ったけどこれって女性だけじゃないよね思うのは。
多分。
お前の「大丈夫」と言う言葉が大嫌い
運営に学ぶバッファ
あるアーティストがとても前向きな曲Aを作っていて、それに感銘を受け、アーティストに尊敬の念まで抱き、曲を生きる糧として聴いていたとして…。
同じアーティストが全く真逆の後ろ向きな曲Bを発表したら、何を信じたらいいのかよくわからなくなりそうだ。